うつ病の人にとって好ましくない言葉とは?

うつ病の人にとって好ましくない言葉とは?

うつ病の人にとって好ましくない言葉とは?

うつ病は、原因を1つに特定できない複雑で“身近な”心の病気です。親切でかけた言葉1つで相手を死の淵に追い込んでしまう危険性さえあります。心理カウンセリングでは、うつ病に悩む方からの相談を受けつけているのですが、周りで支える方々の利用も可能です。

うつ病に悩む方の心の状態を把握しましょう

うつ病の発症は、責任感が強くて真面目な性格の方に多いと言われています。真面目な性格がゆえ、うつ病を発症した初期段階でどんどん自分を責め、ひとりで殻に閉じこもってしまうため発見が遅れてしまうということもあります。サポートする側の気持ちを上手に伝えるためにも、心の状態を把握してあげる気持ちが大切です。

こんな言葉に気をつけましょう

やりたくてもできない、行動したくても行動に移せない。そんな一時的な心の障害を患っている方への語りかけをする際には、慎重に言葉を選ぶことが望ましいでしょう。

励ましの言葉

意外に思えるかもしれませんが、うつ病に悩む方は励ましの言葉を嫌う傾向があります。「頑張って」という励ましの言葉は、逆を返せば“現状頑張っていない”と捉えられてしまうことがあるため、相手を追い込んでしまう可能性もありますので避けるべきでしょう。

軽い言葉

人によって症状の重さが異なってくるのですが、外見からでは判断することはできません。職場では明るく振る舞っている同僚も、もしかしたらうつと躁うつの繰り返しに悩まされている可能性もあります。そんな中、「すぐ治る」などの軽い言葉かけは、逆に自分のことを全く理解していない無責任な発言という誤解を受けやすいです。

感情的な言葉

うつ病の特徴の1つでもある無気力な態度は、周囲とのトラブルを起こしてしまう可能性があります。そんな時、周囲にいる方はできる限り感情的な言葉を使ってはいけません。特に怒鳴りつけるような物言いは、うつに悩まされている方にとっては、さらに追い打ちをかけるようなものです。周囲のサポートが必要だからこそ、イライラするような行動を見かけた時、湧き上がる感情をこらえて深呼吸することが大切です。

こころ和みでは、電話やメールオンラインによる心理カウンセリングを受けつけております。うつ病、脅迫性障害統合失調症PTSD不登校など、心の奥に潜む不安や悩みは、心理カウンセリングを通し開放しながら一緒に解決の糸口を探すことが可能です。まずはお問い合わせください。100種類ある療法の中から、大切な方にぴったりの方法をご提案いたします。

 

 

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